企画ライドリポート【愛媛の最南端・愛南町で絶景&グルメを堪能ライド!】
リポート:KenGo
12月9日(日)にらくりん企画ライドとして愛媛の最南端、愛南町を走ってきましたので、少しばかりリポートをさせていただきます。
単身赴任で2年間住んだことがある愛南町は、私にとって第二の故郷といってもよい土地。
牡蠣やカツオ、寒ブリなどの海産物のみならず、愛南町ゴールドなどの柑橘類にも恵まれ、また住んでいる人の魅力にも惹かれる町ですが、なかなか訪れる機会がないのも事実です。
私は気が向いた時に一人ふらりと走りに行くことがあるのです。心身ともに癒されたくて(笑)
そんな私の走行ログを見ていたHyugaさんから「愛南町を走ってみたい!」とオファーがありました。
12月にも入ってもまだ暖かい状況が続いていたので、二人で走りに行くことに。
スタート地点があまりにも遠いため、他のメンバーが参加することはまず無いと思っていましたが、一応HPでライドの告知を。
すると意外にも4名が手を挙げて、総勢6名で愛南ライドを行うことになりました。
参加者は、Hyugaさん、やっつんさん、たかし先生、アゲちゃん、らくりんサイクルには初参加のセイゴさん。そして私KenGo。
6:30過ぎに車で松山を出て、8:30ごろに南レクプール駐車場に到着。
前後のホイールを外して車載していたバイクを取り出し、ライドの準備をしていると次々とメンバーが集合し始めました。
遠路はるばるお疲れ様でーす(笑)
この時点の気温は4度とかなり冷え込んでいましたが、皆さん寒さをものともせず走る気満々です👍
まずは絶景ポイント・高茂(こうも)岬を目指して、西海半島をぐるり一周する前半セクションのスタートです。
アップダウンの連続を1時間以上かけて高茂岬を目指します。
もう坂が終わったかと思うと次々に上り坂が現れて、皆んなの心を折りにきます^^;
一人で走っていると、「マジか?!まだ上りがあったんかー!」と毒づきながら走るところですが(笑)、みんなで走るとそれすら楽しいですねー♪
さて苦労の末「高茂岬」に到着です!
あいにく快晴とはなりませんでしたが、100m級の断崖絶壁が続く壮大な眺めを堪能することができました。
(さらなる絶景を求めて冒険に出る勇者二人...Hyugaさんとたかし先生ですウフフ)
(絶景パノラマを見つめる勇者たち。アゲちゃん、お尻の2/3がベンチから出てますよ笑)
高茂岬の絶景を堪能した一行は、半島の残り半分を、坂のたびにインターバル(かけっこ)を楽しみながら城辺まで降りていきました。
(武者泊で記念撮影。ん?やっつんさん。それは歌舞伎のポーズ?w)
ランチは国道沿い、御荘平城にある「ひらの お好み焼き」に決定!
ここのお好み焼きはとっても美味しくて、よく通ってました。
(こちらの人のブログも参照ください^^)
お店の駐車場にバイクをとめて店内に入ると、予約もしていないのに「予約席」と札を置かれた奥のテーブルに案内されました。
「あれ?予約席だけどいいの?」と案内の女性に聞くと、
「駐車場にたくさん自転車が入ってこられたのが見えたので、予約席にしておきました〜」だって^^
気が利きますよねー👍
お好み焼きをがっつり食べながら、自転車談義に花を咲かせます^^
さて、後半セクションは愛南から隣町の宿毛まで、脇本海岸へと続く海岸線を気持ちよく走る予定です。
国道から南に曲がって、「東海」(とうかい)呼ばれる地区に入ります。
ここはカツオの水揚げ量で日本一を誇る「深浦港」を抱える地域です。
鮮度抜群の「びやびやガツオ」でも有名ですよね。
東海の入り江をぐるっと半周して、南の海岸線に進路を向けると、立ちはだかるのが「深浦ゲキサカ」。平均斜度10%の坂が1.65km続きます。
夏にここを上ったことを思い出した私は、姿を現した急坂を目前に、
「セイゴくん、アタックーー!」と大声を出して、若き韋駄天・セイゴさんにハッパをかけます!
「ええーっ!?無理っす!」と言いながらも、セイゴさんは後続グループから抜け出して私の横に並んで来ました。
よーし、やる気になったようです^^
ここからHyugaさんも交えて三つ巴でゲキサカを駆け上がっていきます...
・・・・・・・
峠を越えた時には疲労困憊...
死ぬかと思いました(笑)
セイゴさんとやりあった私は、しばらくは言葉を発せないほどダシキリマシタ(笑)
まぁ自分の子供ほどの歳の若き才能あるローディーと全力で遊べた、楽しいひと時でした\(^o^)/
後続が全員揃ったところで、再び宿毛を目指してスタート。
ここからも長く続くアップダウンを、インターバルよろしく、坂のたびにひたすら競争です✌︎('ω'✌︎ )
食べたお好み焼き分のカロリーは、きっちりと消費しておかないといけないのです。
なぜならこのあと、宿毛でパン屋に寄る予定ですからー( ´艸`)
海岸線を走り終えた私たちは、そのまま宿毛市内で国道に合流し、パン屋へ直行です!
『ブーランジェリーヤマサキヤ』。
こちらのブログを参照ください。
クロワッサンが美味しいらしいですね🥐
販売スペースと同じぐらいの広さがあるイートインのスペース。
みんなで買ったパンを食べていると、
「あんた達はどこまで行くがかね〜?」と宿毛弁でおばさまから話しかけられました。(方言、こんな感じだったかな?^^;)
どこから来て、どこを走ってきたかをひとしきりおばさまと話をした後、一旦お店を出たおばさまが再び帰って来て、「忘れとった!このパンをみんなで食べてーー!」と買ったばかりのミニクロワッサンをたくさんご馳走してくれました♪
ありがとうございました。美味しくいただきました!
愛南人といい、宿毛人といい、本当に気さくで良い人が多いなぁ^^
ロードバイクで走る醍醐味の一つに、走った先の土地の人との思いがけない交流がありますよね。
車で行ったのではこんな出会いは生まれにくいのです。
自転車で行ったからこそ人は話しかけたいと思い、そこに出会いが生まれるのだと^^
皆さんも少なからずこのような経験をお持ちですよねー
さて、宿毛のパン屋さんを後にした私たちは、出発地点である南レクプールまで、今度は国道を走って戻ります。
アゲちゃんのサイクルジャージの背中には、このフランスパンが刺さっていたはず( ´艸`)
帰りの車中で食べるためのお土産を買ってましたから(笑)
ここから愛南町の御荘まで、最後の力を振り絞ってひたすら激走です。
Hyugaさんと先頭を回していたのですが、どうやら途中で後ろが千切れた様子。
一本松で後続を待って再びドッキング。
するとローテにアゲちゃんが加わってくれました。
しかしアゲちゃん、脚を温存していたのか、この終盤にきて牽きの力強いこと!
消耗しきっていた私は、気を抜くと千切れそうw
一本松で少し長めの坂が現れました。
ここでHyugaさんがサドルから腰をスッと浮かし、力強くクランクを回し始めました。
渾身のアタック開始です!
おそらくこのアタックが、今回のライドの最後の駆けっこになるでしょう(と、この時はそう思っていました^^;)。
なんとかHyugaさんに張り付いて猛攻をしのぎ、坂を下りながらほっと胸をなで下ろしていると、再度私たちに追いついて来たアゲちゃんの猛攻に晒されます。
トンネル手前の緩やかな上り坂で、アゲちゃんはその恐るべき猛獣パワーをペダルに叩きつけ、私とHyugaさんを引き剥がしにかかりますヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
「韋駄天セイゴさん」と「爆走列車Hyugaさん」との駆けっこで疲労しきった私の脚は惨めにも悲鳴をあげ、それ以上力を振り絞ることができません。うーん、ポンコツですね^^;
後はHyugaさんにまかせた!
二人は最後までデッドヒートを繰り広げ、そのままトンネルの闇の中に吸い込まれていきました...
いやー、最後の最後でアゲちゃんとHyugaさんに破れました!
二人のスタミナには脱帽です(。≧Д≦。)
そして、あの重たい装備のバイクで私たちと一緒に坂道を上がっていた たかし先生 も恐ろしい潜在能力を秘めています。彼が軽量バイクに乗ったらどんなことになるのやら...
長く風邪をこじらせていた やっつんさんも復調の兆しが^^ 最後まで力強く走り通しました。ナイスランです👍
らくりんサイクルのライドに初参加のセイゴさんは、地元の実業団にも所属している実力の持ち主。最近は仕事の都合であまり乗れていないとのことですが、今後仕上がってくると手がつけられない速さを発揮することでしょう♪
南レクプールに帰って来て、バイクを車に積み込み温泉へGO!
愛南町須ノ川にある「ゆらり内海」。
ちょうどよいお湯加減と自慢の「潮湯」にゆっくり浸かり、ライドの疲労を回復させます。
「毛穴からミネラルをたっぷり補充したーー\(^o^)/」
とたかし先生は大喜び(笑)
「お腹空いたんで、何か食べて帰りませんか?」とHyugaさんが。
じゃあ、ということで全員で「ゆらり内海」で晩御飯まで食べて帰りました。
愛南の食材にこだわった料理ばかりでみんな大満足。
愛媛の最南端で絶景を堪能し、美味しいものを思いっきり食べ、上り坂ではみんなで競争。
地元の人との思いがけない交流。
楽しく、本当に気の良いらくりんの仲間との一日。
私にとっては特別な土地「愛南町」をみんなと走ることができ、素晴らしい一日となりました。
みなさま、お疲れ様でしたー!
今回も楽しいライドでしたね(^O^)
P.S. 高速道路を松山に向けて帰っていたたかし先生とアゲちゃんは、松山インターで降りる予定が、会話に夢中になりすぎて川内インターまで行ってしまったそうです(笑)一体どんな楽しい会話をしていたのでしょうね!そしてアゲちゃん。宿毛で買ったフランスパンを忘れずに車中で食べたのでしょうか?www
(KenGo)
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