中級ゆっくりリポート 【12月定例 大三島一周ライド】

リポート 大野 


日時 : 12月2日(日)am 8:00集合 

ルート : サンライズ糸山→大島→伯方S.Cパーク→大三島一周→伯方島→大島→サンライズ糸山 

走行距離 : 93km 

走行時間 : 7時間30分(食事 休憩時間含む) 

参加者 : よねさん、桂さん、やまちゃん、やっつんさん、山下さん、KEIKOさん、ノン子さん、高橋さん(体験参加)、藤田さん(体験参加)、大野 


・・・・・・・・・・・・・


今月の定例ライドも予報どおりのお天気で、12月とは思えない暖かい中を、気持ちよくライドを楽しむことが出来ました。 


さて今回の中級ゆっくり班のメンバーは10人。 

そしてその中に女性のメンバーが3人もいました。 

この3割女性というのは、明るく健全で良いですね〜。 

男たちばかりだと、どうしても私を含めて品格に欠ける傾向があるので(笑) 


そして先月に引き続き、今回も体験ライドという方が2人いらっしゃいました。 

ノン子さんの友人でマラソンではサブ3を成し遂げ、トライアスロンでは、表彰台に上がるというスーパーアスリートの高橋さん(女性) 。

そしてその高橋さんの友人で、本格的にスイミングをされていて、鍛えられた肉体美が美しいという藤田さん(男性 29歳) 。

ちなみにお二人とも、久々のロングライドということでした。 


そんな体験ライドのお二人さんを含めた、総勢10人のトレインは来島海峡大橋を渡り大島へと。 

そして伯方島の伯方S.Cパークで、一旦休憩をとりました。 

一同顔を合わせて休憩したのですが、スポーツや自転車談義で花が咲き、高橋さんと藤田さんとも直ぐに打ちとけることが出来ました。 

これが仕事上だったら、こうはいかないと思いますが…(笑) 


さて伯方島から大三島へと渡り、私たちが走ったコースは時計回り。 

こうすると乗っけからキツいですよね。 

いきなり南側海岸線の強烈なアップダウンの連続が待っていますから。 

でもこれを反時計回りに走れば、お昼を食べたあと南側海岸線に挑むことになるのでこれはしんどいと思うわけです。 

リーダーのにゅうさんが設定して貰ったコースは反時計回りでしたが、そういう理由で変更させて貰いました。 


向かい風の中の大三島橋を軽快に渡ったあとは、今回のメインである大三島一周ライドの始まりはじまりぃ〜。 

その前に私は皆さんにこう告げました。 

「ブルーラインに沿って走れば迷うことはないので、それぞれ勝手に走ってください」と。 


そうしたら今まで脚を溜め込んでいたやまちゃん、桂さん、やっつんさん、山下さん、よねさん等が一斉に坂を登り始めました。 

ここでこのまま彼らを放置しておくと、先の先まで行ってしまい大変なことになります。 

しかしそこは先頭に立った人には、適当な場所で後続を待ってもらうことになっているので大丈夫なんです。 


ゆっくりの長時間のライドやランニングは全く苦にしないノン子は、逆に坂が大の苦手。 

そんなノン子さんも、そのようなルールに守られて、マイペースで坂を登ることが出来るのです。 


すると後ろから藤田さんを追い越すと、あれれ?結構大変そうにペダルを踏んでました。 

その藤田さんに聞いてみると、どうやらスイミングは自転車とは全く違う筋肉を使うみたいでキツいとおしゃっていました。 


一方、スーパーアスリートの高橋さんは結構軽快に登っていました。 

というか彼女は平地でもケイデンスが60ぐらいなんです。 

つまり回して走るというより、強い筋肉で走るタイプのようです。 

私とは筋肉の質が全く違うと感心しました。 

そんなこんなで南側の10kmの海岸線は、アップダウンの連続で皆さん必死こいて走る状況でした。



そんなインターバルトレーニングみたいなコースでヘトヘトになってるKEIKOさんは、私にこう愚痴りました。 

「だから私は逆回りが良かったのに…」と。 

「いやいや、日曜日は嫌なことは午前中に済ませましょ。そしてお昼からゆっくりと過ごしましょ」と、言いたくて仕方ありませんでした(笑) 


そうこうしていると、斜度が10度以上のジェットコースターのようなストレートな下り坂に突入。

するとみるみるうちにスピードメーターの数字があがり50キロに。 

恐れを手放せば楽しく下れるコースですが、ハンドルと同様、そんなキモチは手放なすこと出来ず、ビビりながら下っていました。 


すると下からバラけた自転車の列が見えてきました。 

おや?先頭を切って上がってくるのは、阿部寛か平井堅か? 

そんなオスマントルコ系の濃い顔は、どっかで見たサイクリスト。 

そう!その人は、らくりんサイクルの西の横綱の「イワちゃん」じゃありませんか! 


どうやら上級班と中級快速班の合同組は、島を反時計回りにライドしていた模様。 

ほんとはここで集合写真などをみんなで撮れると良かったのですが、ヘルメットが浮き上がる勢いの猛スピードで下っていた状況なので、そのままサヨナラしてしまいました。

 

さぁ修行のアップダウンを乗り切った私たちが待っているのは、お食事処の「よし川」 。



約50km走ったところにあるこのお店の看板メニューは「海鮮丼定食」。

地元の瀬戸内海で獲れた海の幸が満載のこの料理は最高でした。 




この後は帰るのみですがそれも芸がないというので、やまちゃんに良いカフェに連れてってもらいました。 

「石カフェ」というシャレオツなお店で、皆さん冷たいソフトクリームから、熱々のココアまで、まとまりのないものを注文して楽しく語らいました。 


さぁあと残すはサンライズ糸山までの14km。 

私たち一行は、やや難関の宮窪峠を越えて、景観が素晴らしい来島海峡大橋を渡り、サンライズ糸山へと自転車を滑らせました。 


最後にサンライズ糸山で、今年最後の定例ライドが無事に何事もなく締めくくれたことに感謝し、軽く挨拶して解散しました。 


先月のらくりんライドは、パンクのオンパレードで、まさに「パンク祭り」でしたから(笑) 

聞くところによると、先月参加してなかったノン子さんのタイヤも、自宅でパンクしていたとか(どんだけぇ〜!) 



(大野)

Raku-Rin Cycle

「らくりんサイクル」は松山市を中心に、愛媛県全域で活動をしているスポーツバイク・チームです。